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ストーリー

【第2回】世界4位のコーチが語るデシャンボーの「右足の謎」の真相とは?最新バイオメカニクスセミナー参加レポート

※この記事は香港セミナーレポートの第2回です。

▼第1回の記事をまだお読みでない方はこちらから!
【第1回】バイオメカニクスの最前線へ!世界4位・デシャンボーの現コーチに会いに香港まで


皆さん、こんにちは!
ぶっ飛び力学の山崎です。


前回は、言葉の壁やオンライン決済の罠(CHAGEE事件 笑)に揉まれながらも、なんとか香港のセミナー会場に辿り着いたところまでお話ししました。


今回は、僕がわざわざ海を渡ってまで、世界第4位のトップコーチでありデシャンボーの現コーチであるDana Dahlquist(ダナ・ダルクイスト)に直接聞きたかった「最大の疑問」に対する、驚きの解答編です。



【尊敬するリン博士のデータから生まれた「探求心」】


僕がダナにどうしても確認したかったこと。

それは、以前日本で開催されたスコット・リン博士のセミナーでの学びから派生した、ある「さらなる疑問」でした。


リン博士のセミナーは本当に素晴らしく、バイオメカニクスの最先端を学べる貴重な機会でした。

その中で、デシャンボーの「Swing Catalyst(スイングカタリスト)」のデータを用いたケーススタディが紹介されたんです。


ただ、僕が「ぶっ飛び力学」で日々研究している感覚や、現在のデシャンボーの圧倒的な飛距離を生み出すスイングを見ていると、その時に示された「ホリゾンタル(水平方向の力:GRF)」の数値と「右足の使い方のタイミング」について、


「今の彼は、このデータからさらに進化しているのではないか?」


という強い探求心が湧いてきました。


リン博士のデータは当時のデシャンボーを正確に捉えたもの。
だとしたら、現在の彼はどう変化しているのか?


勇気を振り絞り(そしてつたない英語をフル稼働させながら!)、ダナ本人に当時のデータを見せ、

「このホリゾンタルや右足の動きについて、実際の”今”のデシャンボーはどうなんだ?」と直撃しました。



【ダナの口から出た衝撃の真実と、彼が使う「GASP」】


僕の質問に対し、ダナは最近のデシャンボーのリアルなGRF(地面反力)のデータを見せながら、非常にシンプルで力強い言葉で答えてくれました。


ちなみに、ダナ自身はSwing Catalystではなく、「GASP」という地面反力計システムをメインで使用しているそうです。

この辺りの機器選びの変化も、トップコーチが常に最新で最適な計測環境を追求しているリアルを感じて、非常に興味深いポイントでした。


そして、そのGASPのデータが示す現在のデシャンボーについて、ダナはこう言い切りました。


「More horizontal. More distance. More club speed.」
(もっとホリゾンタルを使えば、もっと飛距離が出るし、もっとクラブスピードも上がる)


まさに鳥肌が立つ瞬間でした。


僕が抱いていた「今の彼は、もっとアグレッシブにホリゾンタルの力を使っているはずだ」という仮説は、間違っていなかったんです。


現在のデシャンボーは、リン博士のケーススタディの時期からさらにスイングを進化させ、より強烈に「ホリゾンタル(水平方向への力)」を使い、それを規格外のクラブスピードと飛距離に変換していました。


世界最前線で彼を見ているダナの言葉によって、僕の中で点と点が線で繋がった瞬間でした。



【現場の「リアル」とデータは常に進化している】


このダナの回答から得た最大の学びは、

「プレイヤーは常に進化し、それに伴ってデータもアップデートされ続けている」ということです。


リン博士が提示してくれた素晴らしい基礎データがあったからこそ、僕はこの「進化の差分」に気づくことができました。


過去のデータや「こうあるべき」という一つの型に固執するのではなく、最新の計測機器(GASPなど)からのデータと、現場のリアルな感覚を常にすり合わせていくことが、僕たちコーチには絶対に必要なのだと改めて痛感しました。



【次回は「Sportsbox AI」の衝撃的な活用法へ】


僕の中の最大の疑問が晴れ、香港に来た目的の半分は達成されました。


しかし、セミナーの興奮はまだまだ終わりません。


次回(第3回)は、もう一つの大きな目的だった「ダナのSportsbox AIのリアルな使い方」、そして僕が最も衝撃を受けたダナの「ある一言」についてお話ししたいと思います。



▼いよいよ最終回!Sportsbox AIの衝撃的な活用法とは?
【最終回】世界のトップが目指す「個別化」と今後のぶっ飛び力学

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