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【第1回】バイオメカニクスの最前線へ!世界4位・デシャンボーの現コーチに会いに香港まで
【第2回】世界4位のコーチが語るデシャンボーの「右足の謎」の真相とは?最新バイオメカニクスセミナー参加レポート
皆さん、こんにちは!
ぶっ飛び力学の山崎です。
香港でのダナ・ダルクイスト「SB 3D Master Class」参加レポート、いよいよ今回が最終回です。
前回は、デシャンボーのデータに対する僕の疑問に対し、ダナが「More horizontal.」という現在のリアルな進化を教えてくれたお話をしました。
今回はもう一つの大きな目的であった、ダナの「Sportsbox AIのリアルな使い方」と、彼が語った衝撃的なレッスン哲学についてお話しします。
【Sportsboxだからこそできる「究極の個別化」】
セミナーの中で、ダナがSportsbox AIを用いたあるケーススタディを紹介してくれました。
これは以前僕が別のメディアで書いた記事の内容と重なるのですが、改めてブログの読者の皆さんにもお伝えしたい、非常に重要なテーマです。
そのケーススタディは、スライスに悩むプレーヤーの事例でした。
ダナはSportsboxの3Dデータから、そのプレーヤーのセットアップに「スウェイ・ギャップ(骨盤のズレ)」があることを瞬時に見抜きます。
しかし、ここからが世界トップコーチの凄いところです。
彼はただ単に「スウェイ・ギャップを直せ」と、PGAツアー選手の平均的な美しいアドレスを押し付けるようなことはしませんでした。
そのプレーヤーの「股関節の内旋能力(可動域)」を考慮し、その人の身体能力に応じた形で指導を変えたのです。
これこそが、Sportsbox AIという3Dデータがあるからこそ実現できる「究極の個別化」です。
感覚や見た目の「型」に嵌めるのではなく、客観的なデータと個人の身体的な限界値をすり合わせ、その人にとっての最適解を見つけ出す。
僕が「ぶっ飛び力学」で目指しているアプローチの正しさを、世界のトップが証明してくれた瞬間でした。
【「ダナ(コーチ)が必要なくなるようにしたい」】
そしてセミナーの終盤、ダナの口から非常に印象的な言葉が飛び出しました。
「私は、最終的にダナ(私自身)が必要なくなるようにしたいんだ」
トップコーチが自らの存在意義を否定するような言葉ですが、これには深い真意があります。
それは、最新のデータ機器は「コーチがマウントを取るためのもの」ではなく、
「プレーヤー自身が自分のデータを理解し、自己組織化(自ら修正)できるようになるためのツール」
だということです。
自分の体のクセを知り、データを見て「今日はここがズレているから、こう修正しよう」と自分で自分をコーチングできるようになること。
それこそが、ダナが目指す究極のレッスンのゴールでした。
【香港での学びを、日々のオンラインレッスンへ】
今回の香港セミナーは、僕の中で点と点が繋がり、今後のビジョンがより明確になった最高の時間でした。
現在、僕のメインの活動はSportsbox AIを活用したオンラインレッスンです。
新調したばかりのiPadの画面越しであっても、3Dデータを共有しながら
「自分の身体能力を知り、データを理解し、自分にとっての最適解を自己組織化していく」
というプロセスは、データが可視化される分より深くお伝えすることができます。
香港で確信したこの世界最先端のアプローチを、全国どこからでも受講できる日々のオンラインレッスンを通じて、皆さんにどんどん還元していきたいと思います!
自分のスイングをデータで丸裸にして、本気の「自己組織化」を目指したい方、ぜひオンラインでお待ちしています。
全3回にわたる香港レポート、最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからの「ぶっ飛び力学」のさらなる進化に、ぜひご期待ください!