【無料】飛距離ポテンシャル診断はこちら
ノウハウ

“腰を回せ”は不完全。飛ばす選手の骨盤は”上がる”

こんにちは、ぶっ飛び力学の山崎壱鉱(いっこう)です。

中上級者向けの飛距離アップ専門のコーチとして活動しています。



「腰をしっかり回して!」

ゴルフ練習場で、この言葉を何度耳にしたことでしょうか。


もしかすると、あなた自身もそう意識して練習しているかもしれません。



確かに、腰の回転は重要です。

しかし、あえて言わせてください。


それだけでは、まだ「不完全」です。



実は、飛ばす選手たちは腰を「回す」だけでなく、骨盤を「上げて」います。


「骨盤を上げる?どういうこと?」

そう思われるかもしれません。



ここで、世界トップクラスの飛ばし屋、ロリー・マキロイ選手のデータを見てみましょう。



彼のスイングを解析すると、ダウンスイングからインパクトにかけて、骨盤が「10cm以上」も上昇しています。

ドラコン選手に至っては、「13cm」を超えることも珍しくありません。


彼らは単に腰を回しているだけではありません。

強烈な回転に加えて、明確な「上下動」を使っているのです。


一方で、飛距離に悩む一般アマチュアゴルファーの多くは、この上昇幅が「5cm以下」に留まっています。



腰は回っている。

でも、上がっていない。


この「縦の動き」の差こそが、圧倒的な飛距離の差を生んでいます。



なぜ、骨盤が上がると飛ぶのでしょうか。


理由はシンプルです。


骨盤が上がるということは、それだけ強く地面を踏み込み、地面からの反力(パワー)を使えている証拠だからです。



地面を強く踏む。

その跳ね返る力で身体が浮き上がる。

そのエネルギーを利用して、回転スピードを一気に加速させる。



さらに、骨盤が上がる動きは、以前お話しした「アッパー軌道」を作る上でも非常に有利に働きます。




エネルギー効率とインパクト効率、その両方を最大化できる動きこそが「骨盤リフト(Pelvis Lift)」の正体です。




実は私自身も、かつてはこの数値が「6cm前後」しかありませんでした。

当時は「腰を回すこと」ばかり考えていたからです。


しかし現在は、「11cm前後」まで伸びています。

それに伴い、飛距離もキャリー230y→300y↑まで劇的に変わりました。



ただ、ここで一つだけ、絶対に聞き逃さないでほしい重大な警告があります。


「よし、じゃあ次の練習から骨盤を意識的に持ち上げよう」


そう考えるのは、非常に危険です。

絶対にやめてください。


骨盤リフトは、あくまで「結果」であって「目的」ではありません。


地面反力を正しく使えた結果として、勝手に上がってしまうもの。

それが本来の姿です。


もし、形だけを真似て無理に腰を突き上げようとすれば、腰に過度な負担がかかり、最悪の場合は故障につながります。



私自身も、「上げよう」と意識したことは一度もありません。

正しい身体の使い方を追求した結果、自然と数値が増えていただけでした。




あなたの飛距離が伸びないのは、回転が足りないからではないかもしれません。

地面を踏む力が弱く、骨盤が「上がっていない」ことが原因の可能性があります。



私のレッスンでは、Sportsboxを使ってこの「Pelvis Lift」を数値化します。

感覚ではなくデータで、あなたの骨盤がどれくらい仕事をしているかを確認してみませんか。


「回す」だけのスイングから卒業し、「上げる」パワーを手に入れたとき、あなたのボールは、見たことのない弾道で空へ突き刺さっていきますよ。

関連記事