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【第2回】一人ひとりに合わせる指導と、スライス改善のヒント

【第2回】一人ひとりに合わせる指導と、スライス改善のヒント

こんにちは、中上級者向け飛距離アップ専門コーチ
ぶっ飛び力学研究所の山崎壱鉱です。

前回に続き、スポーツボックス レベル2セミナーのレポートです。

第1回はこちら

ダナ氏の「引き出しの広さ」

今回あらためて感じたのは、ダナ氏の引き出しの広さです。

これは香港のときにも感じたことですが、ダナ氏の指導には「同じアドバイス」がほとんどありません。

同じスライスに悩んでいる人でも、体の硬さや動き方は一人ひとり違います。だから、かける言葉もやることも変わります。

ダナ氏は、データとその人の体を見て、その場で「この人にはこれ」という指導を組み立てていきます。まさに、一人ひとりに合わせた指導です。

どんな質問にも即答

もうひとつ驚いたのが、質疑応答です。

参加者はプロのコーチばかりなので、質問もかなり鋭いものが出ます。それでもダナ氏は、どんな質問にも迷わず、筋道立てて答えていきます。

「なぜそうなるのか」「だから何をすればいいのか」が、毎回きちんとつながっている。データを本当に理解している人の答え方だと感じました。

一番の学び:「体のズレ」と「体の傾き」の関係

今回、指導に一番生かせると感じたのが、次の2つの関係です。

  • 体のズレ:骨盤と胸が、左右にどれだけズレているか
  • 体の傾き:上半身が、左右にどれだけ傾いているか

これまでも、それぞれの数字は見ていました。ただ、この2つを組み合わせて見せることで、スイングの特徴がぐっと分かりやすくなります。

「こういう見せ方もあるのか!」というのが、正直な感想です。

スライスに悩む人に効果的

この見せ方が特に役立つのが、スライスです。

スライスの大きな原因のひとつが、クラブが外から内に入ってくる「カット軌道」。この2つの関係を整えることで、カット軌道が改善しやすくなります。

スライスに悩んでいる方は、自分では「まっすぐ振っているつもり」ということがほとんどです。感覚とズレているからこそ、なかなか直りません。

そこでデータの出番です。数字とCGで自分の体の動きを見ると、「だから曲がっていたのか」と納得できる場面がとても多い。納得できると、練習の方向性もはっきりします。

コーチ同士の情報交換も大きな収穫

セミナー以外の時間も、とても濃いものでした。

全国から集まったコーチと情報交換ができ、特に「モーメントアーム」についての意見交換は刺激になりました。

モーメントアームとは、ざっくり言うと「てこの腕の長さ」のこと。クラブを効率よく速く振るための考え方のひとつです。

同じテーマでも、コーチによって見ているポイントや伝え方が違います。他のコーチの考えを聞くことで、自分の指導を見直すきっかけになりました。

ネットの情報と「本人に聞く」こと

ダナ氏との会話の中で、ネットで話題になった、あるトッププロのニュースについて聞く機会がありました。

「この選手はこうやってスイングを修正した」「この練習器具を使っている」。ゴルフ界には、こうした話がたくさん出回っています。

ところが実際に聞いてみると、報道とはまったく違う話でした。スポンサーとの関係で出たコメントや、宣伝のために広まった情報が、事実のように扱われていることもあるそうです。

ネットの情報は、必ずしも事実とは限りません。

だからこそ、僕は本人や、本人を直接知る人に聞くことを大切にしています。わざわざ海外のセミナーにも足を運ぶのは、一次情報に触れるためです。

レッスンでお伝えする内容も、できるだけ確かな情報をもとにしています。

さいごに

香港、そして日本。ダナ氏から2度学んで、一人ひとりに合わせる指導の大切さをあらためて実感しました。

データは、ゴルファーを型にはめるためのものではありません。その人に合った答えを見つけるためのものです。

今回の学びを、ぶっ飛び力学のレッスンでしっかり生かしていきます!

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山崎壱鉱
山崎 壱鉱飛距離アップ専門コーチ
「ぶっ飛び力学」主宰。最先端のゴルフバイオメカニクスに基づき、科学的に飛距離を伸ばす方法を指導。平均飛距離+30ヤード。ドラコン日本チャンピオンや全米女子オープン出場プロをはじめ、多数のアマチュアを指導。キャリー230y→300y超。
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